RBB TODAYが運営している「ワンセグ感度マップ」は、地図連動のワンセグ端末の受信状況を投稿するCGM型サイトだ。サービス開始から1か月半ほどで順調に書き込みが増えているが、実際の全国の受信状況やどんな端末が使われているのか、これまでの登録データから分析してみよう。 まず、ワンセグ端末ごとの登録状況だが、IOデータのセグクリップ(GV-SC200)の登録が33%、auのワンセグ対応ケータイが23%と合わせて全体の56%を占めている。現段階では、ワンセグ端末の市場シェアを正確に反映しているとはいえないが、興味深い結果だ。なお、ワンセグ端末の分類は、主流のUSBタイプのものは主だったメーカーの主力モデルをリストしている。携帯電話については、キャリアごとの分類までで、ケータイ機種名での集計はしていない。 日本全域での受信状況は、実際のサイト上のスケールスライダーを操作して俯瞰してみると(下図参照)よくわかる。東京や首都圏に集中するのはやむをえないとして、北海道から沖縄までほぼ全域でなんらかの登録がみられる。 投稿の中からいくつかピックアップしてみた。佐渡島からの登録もあった。●北海道機器名称: au 携帯電話測定環境: ビル、店舗内 / 内蔵、内部アンテナ満足度: ☆☆☆☆ バッチリ受信CH: 地域チャンネル全てOKひとこと: 札幌の自宅より良く入る●佐渡島機器名称: アイ・オー・データ機器 GV-SC200測定環境: 屋外 / 内蔵、内部アンテナ満足度: ☆☆☆ 満足受信CH: 地域チャンネル全てOKひとこと: 車内で付属のロッドアンテナで●沖縄機器名称: au 携帯電話測定環境: 屋外 / 内蔵、内部アンテナ満足度: ☆☆☆☆ バッチリ受信CH: 地域チャンネル全てOKひとこと: au携帯電話ですー