NECと日立製作所は30日、都内で記者会見を行い、両社で共同開発した水冷システムについて説明を行った。同システムはNECの秋冬モデル(一体型デスクトップ)に採用される。どのラインナップに採用するかの具体的な言及は避けたが、Nシリーズとは別のラインになるとのこと。 CPUを冷却するシステムに関しては、銅製ヒートシンクのフィンをこれまで以上に細かくし、さらにCPUのダイサイズを考慮したダウンフロー方式を冷却水(不凍液)の流れに採用。また、水冷システムと遮音ボックス機構をHDDに搭載することで、ワンランク上の静音性を追求しているのが特徴だ。ちなみに記者会見会場では、旧マシンと新マシンの騒音レベルを来場した記者に体験してもらおうと、聴診器が配布されていた。詳細は後ほどお知らせする。