日立製作所は23日、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」ハイエンドモデル「BS1000」において、同社独自のサーバ仮想化機構「Virtage」を標準搭載したIntel Xeonプロセッサーサーバモジュールを発表した。販売は7月25日、出荷は9月28日より開始する。価格は113万4,000円から。 同モジュールは、従来Itanium 2ベースだったVirtageをXeonプロセッサにも適用し、物理サーバ1台あたり最大16台の論理サーバを運用できる。また、各論理サーバにおいてLANアダプタやファイバチャネルアダプタなどのI/Oインターフェイスの共有が可能なことにくわえ、物理プロセッサ割り当てにはプロセッサーを占有することで高速処理を実現する占有モードと1%単位でプロセッサー利用率を設定できる共有モードが用意されている。 管理ソフトウェア「BladeSymphony Manage Suite」により、物理サーバと論理サーバを一元的に運用管理できる。また、SASインターフェイスを採用したN+1コールドスタンバイ対応ディスクアレイ「BR20」をあらたにサポートした。