ソフォスは18日、2007年4〜6月のスパム最多配信国ランキングを公表した。これは、同社が世界各地に展開する脅威解析センターおよびソフォスラボのリサーチャーが、上記期間に受信した全スパムを分析した結果をまとめたものとなっている。 これによると、アメリカのコンピュータから配信されたスパムが全体の19.6%を占めており、引き続きチャートのトップに立っていることが判明している。その一方で、ヨーロッパからの配信が増加傾向にあり、ワースト12カ国中6カ国がヨーロッパからチャートイン。その結果、ヨーロッパ6カ国の合計がアメリカを超えるものとなった。 なお、日本は1.3%で20位へと後退しているが、世界のスパム総数が1年で9%増えていることを考えると、日本のコンピュータから配信されているスパムの総数は増加していることになると同社ではしている。 2007年4〜6月のスパム送信国ワースト12は以下のとおり。[ 1位] アメリカ 19.6%[ 2位] 中国(香港を含む) 8.4%[ 3位] 韓国 6.5%[ 4位] ポーランド 4.8%[ 5位] ドイツ 4.2%[ 6位] ブラジル 4.1%[ 7位] フランス 3.3%[ 8位] ロシア 3.1%[ 9位] トルコ 2.9%[10位] イギリス 2.8%[10位] イタリア 2.8%[12位] インド 2.5%その他 35.0%