松下電工は28日、測定機器などのRS485/232C信号をイーサネットに変換し、電力・温度・数量などのデータが集中監視できる「KS1信号変換器」を6月1日に発売する。価格は2万9,400円。 KS1信号変換器は、「接続・設定・拡張の簡単操作」をコンセプトに開発され、各種信号がコネクタで簡単に接続できるのにくわえ、IPアドレス設定ツール「Configurator WD Ver1.2」による簡単設定や、最大3コネクションの通信が可能なDINレール取り付け型信号変換器。 サイズは250×600×900mm。インターフェイスは、シリアル側がRS232CとRS485(2,400/4,800/9,600/19,200/38,400/57,600/115,200bps)、LAN側が10/100Mbpsのイーサネットとなっている。 同社では、ビル・工場・病院・学校・スーパーなどの操作盤・警報機・温度・電力・生産数監視などの集中管理などの主な用途として想定。2008年度は、毎月200台の販売を目指すとしている。