MIX07はRay Ozzie氏のキーノートスピーチで幕を開けた。話の中心は、ほぼSilverlight一色であった。ちなみに昨年は、Windows Vistaに実装された新たな表示機能であるWPF(Windows Presentation Foundation)が前面に押し出され、Silverlightの前身であるWPF/E(Windows Presentation Foundation Everywhere)に関しては、どんな機能が具体的に搭載されるのかがはっきりしないままであった。
Ray Ozzie氏は、あらゆるデバイスがもはやWEB Connected(モバイルや家電などがインターネットに接続され、WEBからのサービスが受けられる状態)となりつつあり、ネット上のサービスを利用するのにブラウザやPCが必ずしも必要とならなくなってきていると話した。そんな中、サービスもブラウザの外へ飛び出しつつあり、いわゆるローカルアプリケーションもWEB Connected、Service Connectedであることが普通になってきているという。