Siano Mobile Silicon社(本社:イスラエル)は17日、北京で開催されている「IntelDeveloper Forum」(IDF)において、同社の欧州向けデジタル放送のマルチスタンダード受信チップ「SMS1000」が、「Intel MIDプラットフォーム」に搭載されることになったと発表した。 MID(モバイルインターネットデバイス)プラットフォームは、エンターテインメントや通信、ナビゲーションといった用途を、小型のウルトラモバイルデバイスにて実現するためのもの。 今回搭載されることとなったSMS1000は、欧州でのデジタルテレビ放送規格「DVB-H/DVB-T」および、デジタルラジオ規格「DAB/DAB-IP」および「T-DMBモバイルデジタル標準」をサポートする4バンドマルチスタンダード受信チップ。低コストと超低電力を特徴としており、MIDプラットフォームを使用するとモバイルTVを8〜20時間(放送技術によって異なる)、1回のバッテリー充電で視聴できるとしている。