米アップルは15日(現地時間)、ラスベガスで開催中のNAB 2007で「Final Cut Serever」を発表した。Final Cut Sereverは、アップルのノンリニアビデオ編集ソフト「Final Cut Studio 2」のユーザ向けに「メディアアセット管理機能」と「ワークフロー自動化機能」の2つの機能を備えた製品である。 同社アプリケーションプロダクト担当バイスプレジデントのロブ・シェーベン氏は、「Final Cut Serverのメディアアセット管理機能によって、作業が簡素化される。さらに、ワークフロー自動化機能によって、組織全体を通じたプロジェクトの流れがスムーズになり、各人の生産性を向上させることができる」とアピールした。 つまり、Final Cut Sereverを使えば、複数人で進めていたビデオ制作の確認や承認手順をネットワーク越しにできるようになるほか、個々の作業過程を管理することができるため、作業の効率化に繋がるのだ。なお、Final Cut Serverに対応するクライアントは、複数のOSをサポートしており、MacだけでなくWindowsでも動作する。Final Cut Serverの価格は、1サーバ/10クライアントライセンス版が118,000円、1サーバ/アンリミテッドクライアントライセンス版が238,000円。いづれもアップルのオンラインストアもしくは、アップル直営店、アップル製品取扱販売店にて今夏より発売予定。
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