PC及び周辺機器を取り扱う米レノボは1日(現地時間)、ノートPC「ThinkPad」などの一部バッテリーパックを自主回収すると発表した。 回収の対象となる製品は同社のノートPCThinkPadシリーズの一部と、オプションのバッテリーパック、合計約205,000個。これらのバッテリーパックは外部から強い衝撃を受けた際に、オーバーヒートする恐れがあることが確認された。同社は対象バッテリーの無償交換と、ユーザーに対する注意を促している。対象となるのは、ThinkPadのRシリーズ(R60/R60e)、Tシリーズ(T60/T60p)、Zシリーズ(Z60m/Z61e/Z61m/Z61p)。●ThinkPad T60pシリーズ 製品番号・2007-83J・2007-93J・2007-8KJ・2007-8JJ 日本では、以上のThinkPad T60pシリーズの公開発表モデル、および特定の法人向けのカスタマイズモデル、グローバルモデルの一部が対象となる。●オプションバッテリー・製品型番:40Y6797 ThinkPad Z60m/T60/R60シリーズ 9セルリチウムイオンバッテリーパック・製品型番:41N4118 T60/Z60m/Z60pシリーズ 9セル&ウルトラベイバッテリーセット(40Y6797+40Y6789) 以上のオプションバッテリー製品を05年11月から07年2月までの間に、購入・交換した場合も対象となる。 この回収についての問い合わせはレノボPC特設窓口(0120-277-874)で受け付ける。受け付け時間は10時から18時(年末年始除く)。