カシオ計算機は22日、業界最多の英単語発音を収録した電子辞書「エクスワード」シリーズ13機種15モデルを発売すると発表した。 新モデルでは、従来モデルでは最大1万5,000語だった英単語のネイティブ発音を約8万5,000語に大幅に強化したほか再生速度を5段階に調節できる。また、中国語や韓国語などの外国語辞典や英語を含む外国語会話集など専用ネイティブ発音入りコンテンツも収録する。 480×320ドット表示が可能なバックライト付きスーパー高精細液晶を搭載し、読み方がわからない漢字や中国語漢字、ハングル文字、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語の手書き入力できる「手書きパネル」を備える。さらに、すべてのコンテンツでJIS第4水準までの漢字を収録する。 ラインアップは、以下のとおり。●外国語強化タイプ・XD-SW7300中国語系6コンテンツを含む26コンテンツを収録。1月31日発売。価格は5万4,600円。・XD-GW7350中国語系8コンテンツを含む30コンテンツを収録。2月23日発売。価格は6万900円。・XD-SW7600韓国語系3コンテンツを含む23コンテンツを収録。2月20日発売。価格は5万4,600円。・XD-SW7500スペイン語系5コンテンツを含む25コンテンツを収録。2月23日発売。価格は5万4,600円。・XD-SW7400イタリア語系4コンテンツを含む24コンテンツを収録。2月23日発売。価格は5万4,600円。・XD-SW7200フランス語系4コンテンツを含む24コンテンツを収録。2月23日発売。価格は5万4,600円。・XD-GW7150ドイツ語系5コンテンツを含む26コンテンツを収録。2月23日発売。価格は6万900円。●英語強化タイプ・XD-GW960040コンテンツを収録し、翻訳家や通訳など英語上級者向け。2月23日発売。価格は7万3,500円。・XD-SW940033コンテンツを収録し、ビジネスマンや大学生など実務・学習向け。2月20日発売。価格は6万900円。・XD-SW910024コンテンツを収録し、大学生などの学習向け。2月23日発売。価格は5万2,500円。●総合タイプ・XD-GW6800「広辞苑」や「日本語大シソーラス」など100コンテンツを収録した日本語系充実モデル。2月23日発売。価格は5万4,600円。・XD-SW6400「百科事典マイペディア」や「医者からもらった薬がわかる本」などビジネスや生活系が充実した100コンテンツを収録したモデル。1月31日発売。価格は4万7,250円。カラーはシルバー、レッド、ブラックの3色。・XD-SW8200世界の料理やワインの解説書など100コンテンツを収録。さらにタイ・中・韓・西・伊・仏・独・英の8カ国語会話集など11コンテンツに会話文のネイティブ発音データを収録したトラベル系が充実したモデル。3月下旬発売予定。価格は5万4,600円。 仕様は、XD-SWシリーズが5型液晶搭載、サイズは144.5×101.3×172mm、重さが約285g。XD-GWシリーズが5.5型液晶搭載、サイズは150.5×109.9×17.2mm、重さが約320g。インターフェースはUSB、ヘッドホン端子、SDメモリーカードスロット。内蔵メモリ容量は約50Mバイト。単4形アルカリ乾電池2本で駆動し、連続駆動時間は最大約130時間。