ウェブルート・ソフトウェア(ウェブルート)は11日、企業を対象とした「無料スパイウェア監査サービス」を開始した。同サービスは、企業のデスクトップ/ノートPCのスパイウェア感染状況を、同社エンジニアが実際に調査し、感染率などについて詳細なレポートを提供するもので、調査はスケジュールや場所などの要望に応じて、直接訪問またはリモートで行われる。 同サービスでは、数十台〜数千台までの規模でPCを監査することができ、レジストリやメモリ、ブラウザなど、企業内PCにおいてスパイウェアが隠れやすいか所を重点的にチェックする。 各PCの監査はパフォーマンスへの影響を最小にし、バックグランドにて実行され、通常だと数十分で完了するという。また、調査用に専用システムを構築したり、PCにソフトをインストールしたりする必要がないため、通常業務を妨げずに調査が可能だとしている。 レポートとして提供される調査結果は以下のとおり。・トロイの木馬やシステムモニタなど、スパイウェアをタイプごとにわけた感染状況のサマリー・ワークステーションごとの感染状況・検出された個々のスパイウェアについて、特徴や感染数などの詳細・調査した全PCに関する感染率