International CESにおけるマイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏の基調講演と、Macworld San Franciscoにおけるアップル CEOのスティーブ・ジョブズ氏の基調講演は、年頭の恒例行事だ。 アップルのスティーブ・ジョブズ氏は、携帯電話「iPhone」とセットトップボックス「Apple TV」を発表。同社の、「Mac」「iPod」「iPhone」「Apple TV」と4つのブランドのうちコンピュータはMacだけで、残りの3つはデジタル家電となった。これに合わせ、社名から“コンピュータ”の文字を抜き「アップル」とした。コンピュータメーカーから、デジタル家電メーカーへの転身を宣言した歴史的な基調講演だ。 一方のマイクロソフトのビル・ゲイツ氏は、発売が目前に迫った次世代OSである「Windows Vista」をデモンストレーションした。さらに、米フォードの社長であるマーク・フィールド氏が登場。Vista時代のWindows環境は、デバイスを問わないということを自動車メーカーとの協力を例にあげ、アピールした。 両氏の基調講演は、それぞれ動画で配信されている。日本語訳はないものの、デモンストレーションなどの画面を見れば英語が聞き取れなくても内容が分かるだろう。スティーブ・ジョブズ氏は1時間55分、ビル・ゲイツ氏は1時間11分と非常に長いが、両者の基調講演は、その年におけるPC、インターネット、さらにはデジタル家電の市場を導くものだ。チェックしておきたいところだ。
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