ソニーと米サンディスクは11日、メモリースティック PROフォーマットを拡張した新フォーマット「メモリースティック PRO-HG」(プロ エイチジー)を共同開発したと発表した。なお、同フォーマットは2007年1月に対応機器向けライセンスを開始するとしている。 メモリースティック PRO-HG(PRO-HG)は、インターフェースをメモリースティック PRO(PRO)の4ビットパラレルインターフェース」から8ビットパラレルインターフェースへ拡張したのに加え、クロック周波数をこれまでの40MHzから60MHzへと向上させたフォーマット。 これにより、インターフェースの最高転送速度(理論値)がPROと比べ約3倍の480Mビット/秒(60Mバイト/秒)となるほか、最低書き込み速度も8ビットパラレルインターフェース転送時において120Mビット/秒(15Mバイト/秒)を保証するとしている。 なお、PRO-HGはPROを拡張したフォーマットのため、PRO-HG対応機器ではPRO-HG/PROの両メディアが使用可能。また、PRO-HGメディアは、既存PRO対応機器においてPROメディア扱いとして使用可能となっている。