米アドビ システムズは6日(現地時間)、PDF閲覧ソフト「Adobe Reader 8」Windows版/Macintosh版のダウンロードサービスを開始した。日本語版の配布もすでに開始されている。 ソフトの活用方法やヘルプ情報をまとめた「操作ガイド」が追加されたほか、インターフェースが一新されてシンプルになり、カスタマイズ可能なツールバーや新しい表示オプションなどを採用して操作性を向上させた。 また、GPUアクセラレーションに対応したことにより、3Dコンテンツやグラフィックを多用するPDFファイルの閲覧が大幅に高速になった。さらに、Adobe Flash Playerを使ったリアルタイムオンラインコラボレーションツール「Adobe Acrobat Connect」を起動する「Web会議の開始」ボタンが新たに追加された。 Acrobat 8 ProfessionalやLiveCycle Reader Extensionsサーバによって拡張機能を有効にされたPDFファイルでは、Adobe Reader 8でも注釈を入れるなどの共同レビュープロセスに参加できるほか、電子署名やローカル保存が可能となる。