米AMDは現地時間11月30日、クアッドコアCPUのデモをイベント「AMD Industry Analyst Forum」にて披露した。 ここでデモが行われたのは、1つのダイに4つのコアが搭載された開発中のサーバ向けCPU「クアッドコアAMD Opteron プロセッサ」(コード名:「Barcelona」)。デモンストレーションは、このクアッドコアOpteronを4つ搭載し、合計16個のコアを同時に動かし行われた。 クアッドコアOpteronの出荷は、2007年第2四半期が予定されている。 なお同社のサーバ・ワークステーション担当上席副社長ランディ・アレン氏は、「AMDでは、クアッドコアの要件についてお客様やエンドユーザの皆様と話し合いを重ねた上で、2005年のデュアルコアx86プロセッサ投入時と同様に、サーバ向けネイティブ・クアッドコアx86プロセッサのみが、お客様が重視する幅広い要件を卓越できると確信しました」としている。