マイクロソフトは15日、月例のセキュリティアップデートとして、Windows本体およびInternet Explorerなど関連ソフトウェアの脆弱性を回避する修正プログラムを新たに公開した。今月は深刻度が最上位の「緊急」が5件と、それに次ぐ「重要」が1件の計6件。 なお、今回「緊急」の対象となったものの中には、Adobeの「Macromedia Flash Player」(バージョン6)の脆弱性に対応するものも含まれている。 これらのアップデートは「Microsoft Update」または「Windows Update」から、修正プログラムにより自動適用できるようになっている。 今回公開されたセキュリティー情報は以下のとおり。■緊急(5件)●Internet Explorer用の累積的なセキュリティ更新プログラム(922760) セキュリティ情報の番号:MS06-067 影響を受けるソフトウェア:Windows Server 2003/XP/2000●Microsoftエージェントの脆弱性により、リモートでコードが実行される(920213) セキュリティ情報の番号:MS06-068 影響を受けるソフトウェア:Windows Server 2003/XP/2000●AdobeのMacromedia Flash Playerの脆弱性により、リモートでコードが実行される(923789) セキュリティ情報の番号:MS06-069 影響を受けるソフトウェア:Windows XP●AdobeのMacromedia Flash Playerの脆弱性により、リモートでコードが実行される(923789) セキュリティ情報の番号:MS06-069 影響を受けるソフトウェア:Windows XP●Workstationサービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される(924270) セキュリティ情報の番号:MS06-070 影響を受けるソフトウェア:Windows XP/2000●Microsoft XMLコアサービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される(928088) セキュリティ情報の番号:MS06-071 影響を受けるソフトウェア:Microsoft XMLコアサービス 6.0(SP1は対象外)/4.0■重要(1件)●NetWare用クライアントサービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される(923980) セキュリティ情報の番号:MS06-066 影響を受けるソフトウェア:Windows Server 2003/XP/2000