東日本旅客鉄道(JR東日本)は7日、線路のポイントや信号機の制御において、光ケーブルとIP技術を採用すると発表した。まずは、2007年春に武蔵野線の市川大野駅に導入。検証をすすめ、拡大される予定だ。 現在、線路のポイントや信号機は、膨大な数の銅線で制御盤と接続されている。そのため配線が複雑になり、設置や確認に時間を要している。 ここに光ケーブルを採用することで、膨大な数の銅線が1本にまとめられるようになる。これにより、配線作業の削減や簡素化が見込めるとともに、制御回線の多重化が可能になり、信頼性が向上するとのことだ。 なお大阪市営地下鉄では、運行管理用のカメラがIP化されており、将来的には信号の制御もIP化される予定だ。