ベクターは5日、9月27日に発生した公開ファイルのウイルス感染について、再発防止策を発表した。作業用PCについて複数のウイルス対策ソフトを採用することと、作業環境と公開環境の分離が主なものだ。 同社では今回の事故の原因として、作業用PCにウイルスが感染、これが公開用のサーバにあるほかのファイルにまで広がったと説明している。 この作業用PCだが、対策ソフトを常駐させてあったが、該当のウイルスに未対応だったためウイルスに感染したという。これを防ぐため、作業用のPCには複数のウイルス対策ソフトを常駐させるという防止策を発表した。 さらに、公開作業が終了したら、作業用PCが接続されているネットワークと、公開用サーバのネットワークを隔離するという対策もあげられている。これにより、万が一、作業用PCがウイルスに感染しても、公開されているファイルに影響がおよぶ危険性が少なくなる。