東芝は28日、HDD&DVDレコーダー「VARDIA(ヴァルディア)」シリーズにエントリユーザーにも使いやすい機能を搭載した「VARDIA RD-E300」とVHS一体型HDD&DVDレコーダー「VARDIA RD-W300」を追加した。価格はいずれもオープンで、実売予想価格はRD-E300が9万円前後、RD-W300が11万円前後。発売は、RD-E300が11月上旬、RD-W300が11月中旬となる予定。 RD-E300は、300GバイトのHDDを内蔵し、デジタル放送とアナログ放送の同時録画機能「デジアナW録」に対応したモデル。従来のリモコンのほか、キー数を減らして基本機能のみが操作できる「シンプルリモコン」を同梱し、「録る」「見る」「残す」「消す」の各動作が簡単にできる「スタートメニュー」機能と併用することで初心者でも簡単に画面上から選ぶだけで操作ができる。 また、メニュー画面にしたがってダビング方向や記録モード、タイトルなどを選ぶとダビングからディスクのファイナライズまでが簡単にできる「かんたんダビング」機能や画面にそって受信する放送の選択、テレビの画面形状、インターネットや電話回線の接続設定といった初期設定ができる「はじめての設定」機能を搭載する。 「RDエンジンHD」の強化を行い、電子番組表のタテ・ヨコ表示の切り替えが可能となったほか、タテ表示では4/6/8チャンネルと好みの表示形式を選択できるようになった。また、テレビ番組の画面下部に番組表や番組予約画面、HDDに録画した番組が表示できる「見ながら番組選択」機能を新たに搭載した。 さらに、番組のシーンの変わり目や本編の前後を自動的にチャプター分割する「マジックチャプター」機能において、リモコンの専用ボタンを押すだけで自動的に本編だけを集めたプレイリストを作成して再生を開始する「おまかせプレイ」機能が追加された。 サイズは430×67×347mm、重さは5.6kg。入力端子は、S/S1映像入力2系統、映像入力2系統、アナログ2ch音声入力2系統。出力端子は、D4映像出力×1、S1映像出力×1、映像出力×1、アナログ2ch音声出力×1、光デジタル音声出力×1、HDMI出力×1。Ethernet、電話回線端子を用意する。 RD-W300は、RD-E300にVHS機能を追加し、VTR-HDD、VTR-DVD、HDD-DVD間の6WAYダビングに対応したたバリエーションモデル。 サイズは430×99×369mm、重さは9.0kg。入力端子は、S/S1映像入力2系統、映像入力2系統、アナログ2ch音声入力2系統、DV入力1系統。出力端子は、HDD/DVD優先出力がD1/D2/D3/D4映像出力×1、S1映像出力×1、映像出力×1、アナログ2ch音声出力×1、光デジタル音声出力×1、HDMI出力×1、HDD/DVD/VTR共通出力が映像出力×1、アナログ2ch音声出力×1。さらに、Ethernet、電話回線端子、スカパー!連動端子を装備する。
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