キヤノンは、PowerShot Gシリーズでは初めてレンズシフト式手ブレ補正機構(IS)を搭載した1,000万画素デジタルカメラ「PowerShot G7」を10月下旬に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は6万円前後。 PowerShot G7は、有効約1,000万画素の1/1.8型CCDと光学6倍ズームレンズを搭載したモデル。手ブレ補正機構の搭載に加え、新世代の映像エンジン「DIGIC III」を搭載することで前モデルから大幅に性能を向上。新技術「フェイスキャッチテクノロジー」と「ノイズリダクションテクノロジー」により、カメラ任せで高速・高精度に被写体の顔へピントと露出を合わせる「顔優先AF/AE」と、手ブレや被写体ブレを抑えるISO1,600までの高感度撮影を実現している。 焦点距離は7.4〜44.4mm、画角は35mm判換算で35〜210mmに相当。レンズの明るさはF2.8〜4.8。撮像感度はISO80〜1,600に対応する。記録メディアは、SD/SDHCメモリーカードとMMCに対応。最大記録サイズは静止画が3,648×2,736ピクセル、動画(Motion JPEG)は1,024×768ピクセル(15fps)。 本体サイズは幅106.4×高さ71.9×厚さ42.5mm、重さは320g。電源にはリチウムイオンバッテリーを採用し、バッテリー寿命(CIPA規格)は約220枚としている。