NVIDIAは11日(米国時間)、NVIDIA GeForceハンドヘルドGPUが世界初の量産展開となるハンドヘルド機器向けデジタルビデオ放送DVB-Hに対応した携帯電話に採用されたと発表した。 NVIDIA GeForceハンドヘルドGPUは、低消費電力ながらもモバイルテレビ向けハードウェア・アクセラレーション機能を搭載するのが特徴。イタリアでSamsung製端末「P910」と「P920」に採用されたほか、アメリカでHTCが設計と製造を行う「Forseer」に搭載された。また、イタリアでも3とTIMからSamsung P910とP920が発売された。これらの携帯電話はすべて、NVIDIA GeForce 5500ハンドヘルドGPUを搭載し、折りたたみ式のデザインとなっている。機体を開くと、画面が90度回転してテレビの視聴が可能だ。