続いて、プロダクト担当の沼田真哉氏(エンタープライズマーケティングプロダクトマネージャー)が、従来の標準的な冗長化技術と同社のSMLT技術を比較して解説した。 まず沼田氏は、レイヤー2における冗長化方法として、RSTP(Rapid Spanning Tree Protocl)と、同社のSMLTによるリンクダウンおよび機器(スイッチ)ダウン時の復旧時間を比較。RSTPは、スイッチやブリッジの特定ポートをブロックしてループを防止するために利用されるが、この機能を応用して、障害が発生した際に自動的に経路を切り替えるネットワーク冗長性の手段として広く用いられている。