現在、総務省の情報通信審議会では「広帯域移動無線アクセスシステム」を実現する技術の1つとしてWiMAXの検討を進めている。早ければ2007年にモバイル2.5GHz帯のワイヤレスブロードバンドとしてWiMAXが割り当てられ、2008年には本格的な無線ブロードバンドサービスが提供されることになるだろう。こうのような政策の一方で、最近になって、IRIユビテック とインテル、ジャパンケーブルキャスト、三菱総合研究所の4社が合同で民間のプロジェクト「WiMAX Japan Project」(仮称)を発足させており、国内でのWiMAXの早期実現と普及に向けて大きく拍車がかかってきた。