シスコシステムズは8月21日(米国時間)、株式非公開企業のArroyo Video Solutions, Inc.(以下、Arroyo)の買収契約が正式に成立したことを発表した。Arroyoは、オンデマンドテレビや関連の顧客サービス向けに次世代ソリューションを提供する企業。
Arroyoのソリューションは、優れた拡張性やサービスの可用性、運用の簡便性を実現することを狙いとしたもので、現在主流のビデオオンデマンドサービスや、新しいタイムシフトサービスに対応した拡張性の高いプラットフォームを提供しているという。ArroyoのプラットフォームをCisco IP NGN(次世代ネットワーク)アーキテクチャのフレームワークに統合することで、通信事業者はテレビやパソコン、携帯電話など、多様化するさまざまなデバイスに向けて、エンターテイメントや双方向メディア、広告などのネットワークサービスを開発し、配信することができるようになるとしている。