ソニーは、地上デジタル放送の「ワンセグ」サービスに対応するチューナーを搭載可能なノートPC「VAIO type T」3機種を6月19日から順次発売する。ラインアップは、以下のとおり。●VAIOオーナーメードモデル(各種カスタマイズ可能な直販専用モデル)・VGN-TX92PS、VGN-TX92S(選択OSの違いにより型名が異なる) −カラーバリエーション:ホワイト、ブラック、カッパー(6月19日発売) プレミアムブルー(近日発売予定) −直販価格:159,800円から●標準仕様モデル(店頭販売モデル)・VGN-TX72B/B:ワンセグチューナー搭載モデル(近日発売予定、直販価格:229,800円)・VGN-TX52B/B:ワンセグチューナー非搭載モデル(6月24日発売、直販価格:219,800円) −本体色はブラックのみ 今回の新ラインアップは、今までVAIOオーナーメードモデルにのみ搭載可能だったワンセグチューナーを標準仕様モデルにも搭載したのが最大の特徴となっており、専用ソフト「VAIO モバイルTV」を使うことで、外出先でもワンセグ放送を視聴・録画できるのに加え、データ放送の受信も可能にしている。 また、セキュリティ面でも向上しており、標準で指紋認証センサーとTPMセキュリティチップを搭載(標準仕様モデル、オーナーメードモデルは選択可能)。PCのパスワード管理やHDD内データの暗号化といった、紛失・盗難への対策が図れるようになっている。 本体サイズは幅272.4×奥行き195.1×高さ21〜28.5mm、重さは約1.25kg〜1.27kg。バッテリー駆動時間は標準仕様モデルで約7.5時間。 標準仕様モデルの主なスペックは以下のとおり(72Bと52Bの違いはワンセグチューナー部のみ)●VGN-TX72B/B、VGN-TX52B/B・CPU:超低電圧版CeleronM 423(1.06GHz)・メモリー:512Mバイト(最大1.5Gバイト、DDR2 SDRAM)・表示部:11.1型WXGA(1,366×768ドット)クリアブラック液晶ディスプレイ(スリムLED、多層ARコート)・HDD:80Gバイト(Ultra ATA/100、4,200回転/分)・光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ(DVD+R 2層記録対応)・通信機能:Ethernet、無線LAN(IEEE802.11a/b/g準拠)、Bluetooth(Ver.2.0+EDR準拠)・インターフェース:USB2.0×2、IEEE1394、VGA出力、FeliCaポート、メモリースティックスロット、SDメモリーカード/MMCスロット、PCカードスロット(TYPE II)・OS:Windows XP Home Edition