アップルコンピュータは13日、カメラマン向けソフト「Aperture(アパーチュア) 1.1」(英語版)を発売した。Aperture 1.1は、インテルのCore DuoおよびPowerPC両方のMacでネイティブに動作する。Aperture 1.1では、改良したRAW画像レンダリングと高度なRAW調整のための新しいコントロール機能を特徴としている。MacBook Proにおいて、画像調整および検索の処理速度が最大4倍になるなどデスクトップレベルの性能を提供するという。価格は34,000円。 RAW画像レンダリングは、ノイズ低減、シャープネス補正、ハイライト部の復元といった処理で改良されている。新しいRAW Fine Tuningコントロールを使うと、ブースト、シャープニング、クロマブラーといったデコード設定を詳細に調整できる。また、カラーメーターは、調整HUD(ヘッズアップディスプレイ)またはApertureのルーペ拡大ビューアの中で画素値をRGB、LabまたはCMYKで表示することが可能だ。エクスポートコントロールは、特定の解像度での画像出力がより簡単になり、レイヤー化されたPhotoshopのファイルの取り扱いも改善しているという。Aperture 1.1では、ニコンのD200およびキヤノンのEOS 30Dをサポートした。
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