パイオニアは、デジタル放送を録画した2層DVD-Rディスクの再生も可能なDVDプレーヤー3機種を4月下旬から順次発売する。 ラインアップは、HDMI端子を装備し、DVDオーディオやSACD、DivX Ultraの再生も可能な最上位モデル「DV-696AV」、HDMI端子を装備し、DivXの再生も可能なミドルモデル「DV-490V」、DivXの再生も可能なエントリーモデル「DV-393」の3機種。価格はすべてオープン。 新製品3機種は、市販DVDソフトの高画質再生に加え、DVDレコーダーでデジタル放送を録画したDVD-RWディスクおよびDVD-Rディスク(2層含む)の再生も可能にするなど、高性能と使いやすさが両立した製品。 DV-696AVは、高音質音楽ソフトのDVDオーディオやSACDのマルチチャンネル再生に対応するほか、DivXの多機能バージョンである「DivX Ultra」で記録されたCD-R/RWの再生にも対応するハイエンドモデル。 また、HDMI端子の搭載により、DVDに記録されたデジタル映像信号やDVDオーディオなどのデジタル音声もダイレクトな送出が可能となっている。さらに、アナログ音声出力においても、5.1chのマルチチャンネル出力に対応している。 DV-490Vは、DVDプレーヤーとしての基本機能およびDivX再生機能を搭載するのに加え、エントリークラスの価格ながらHDMI端子を装備したモデル。また、エントリーモデルであるDV-393では、HDMI端子は非搭載なものの、「12bit/108MHz 映像DAC」による高画質再生が特徴として挙げられている。 HDMI端子以外の映像出力は3機種共通となっており、コンポーネント、D1/D2、Sビデオ、コンポジットをそれぞれ1系統ずつ装備。また、音声出力では、光デジタル、同軸デジタル、アナログ2ch(DV-696AVはマルチch)をそれぞれ1系統ずつ備えている。 再生可能メディアは以下のとおり(*はDV-696AVのみ)・DVDビデオ・DVDオーディオ*・SACD*・DVD-R/RW(VRモード、ビデオモード)・DVD-R DL(VRモード、ビデオモード)・DVD+R/RW(ビデオモード)・ビデオCD・音楽CD・CD-R/RW(音楽CD、ビデオCD、WMA/MP3/JPEG/DivX Ultra*/DivX)