NTTPCコミュニケーションズは、迷惑メールの対策として、Outbound Port25 Blocking(以下OP25B)を、自社サービスであるInfoSphereとプライベートブランドサービスにおいて6月1日から実施すると発表した。また、同時に、同社ネットワーク設備の提供先ISPにおいても実施する。 対象となるのは、InfoSphere、プライベートブランドサービス、および提供先ISPを利用しているユーザのうち、「フレッツ」アクセスサービスで接続し、動的IPアドレスタイプの接続サービスを利用しメールを送信しているユーザ。 なお、同社では、OP25Bを実施しているほかのISPを利用しているユーザが、同社のSMTPサーバに接続できなくなる影響も考慮し、3月1日からMessage Submission(Port587)にも対応する。これにより、認証をパスしたユーザは、Port587を経由して、ほかのISPから同社のメールサーバにメールを送信することができる。