ニコンは10日、デジタル一眼レフカメラ「D200」の一部で撮影した画像に「縞(シマ)」や「スジ」が発生する現象および修理対応について、同社Webサイトの「製品に関するQ&A(FAQ)」コーナーに掲載した。この縞ノイズ現象は、D200発売当初からWebの掲示板やコミュニティサイトで話題となっていたもの。 以下に、D200の縞/スジ現象に関するQ&Aを原文のまま掲載する。Q1:ディスプレイ上にて画像を大きく拡大して見たら、画像全体に縞が見えますが、なぜですか?A1:発売当初のD200の一部において、低温下で撮影した場合に、ディスプレイ上で画像を大きく拡大して見ると、ごくまれに本現象が見える場合があります。なお、この現象は、A3サイズ以下の印刷では、ほとんど確認できない程度のものであり、一般的なプリントでの鑑賞では十分な画質と考えております。ただし、この現象が気になるお客様は、画像を準備の上、カスタマーサポートセンターまたは最寄りのサービス機関にお問い合わせください。画像データ出力のレベルの調整にて、目立たなくさせていただきます。Q2:逆光や照明光源を撮影した画像をディスプレイ上にて大きく拡大して見たら、暗い部分に長めの縞が見えますが、なぜですか?A2:一般的な撮影シーンでは、本現象はほとんどありません。発売当初のD200の一部において、極端に輝度差が大きい特殊なシーンを撮影したときに、ディスプレイ上で撮影画像を大きく拡大して見ると、まれに本現象が見える場合があります。本現象は、ISO感度によっても異なりますが、ISO100では、ほとんど発生しません。なお、この現象は、A3サイズ以下の印刷では、ほとんど確認できない程度のものであり、一般的なプリントでの鑑賞では十分な画質と考えております。ただし、この現象が気になるお客様は、画像を準備の上、カスタマーサポートセンターまたは最寄りのサービス機関にお問い合わせください。画像データ出力のレベルの調整にて、目立たなくさせていただきます。Q3:ディスプレイ上にて大きく拡大して見たら、明るい部分と暗い部分の境目に短いスジが見えますが、なぜですか?A3:一般的な撮影シーンでは、本現象はほとんどありません。極端に輝度差が大きい特殊なシーンを撮影したときに、ディスプレイ上にて大きく拡大して見ると、まれに本現象が見える場合がありますが、この現象は、A3サイズ以下の印刷では、ほとんど確認できない程度の微細なものです。 なお、これらの掲載ページには同社ホームページから「サポート」をクリックし、「Q&A」「デジタルカメラ」「D200」の順、またはQ&A項目内の「カメラ」「デジタル一眼レフカメラ」「D200」の順にクリックすることでたどり着ける。 製品に関する重要な事案は、ホームページ訪問者のわかりやすいところに告知するか、該当情報にアクセスしやすいようにリンクを貼るなど、アクセサビリティの向上を図ってほしいと感じた。