米IBMは、CPU「Cell」を搭載したブレードサーバ「IBM BladeCenter H」を披露した。 基盤を見る限り、対象の形に部品が配置されているため、Cellが2つ搭載されているようだ。またCellの採用により、省スペース化と省エネ化が実現されているとしている。 Cellは、米IBMをはじめ、東芝とソニーが共同で開発したCPU。PowerPCベースの1つのコアのほか、8つの独立した浮動小数点演算コアを持ち、4GHzを越えるクロックで動作する。今回のようにエンタープライズ向けのサーバのほか、プレイステーション3やデジタル家電などでも採用される。