YOZANは、秋をめどにWiMAXによる音声通話サービスを開始する。米Nuvoizに出資し、日本法人であるニューボイズを設立、VoIP技術の開発を進めることを発表したためだ。Nuvoizは、VoIPソフトウェアを開発するベンダー。 Nuvoizが開発したVoIPソフトウェアは、FiWi、WiMAX、3Gなどモバイルでの利用を前提としており、PCやPDAだけではなく、携帯電話や組み込み機器でも動作する。また、ほかのVoIP網との接続性、50%以上のパケットが損失しても接続制が保たれるエラー補正、複数のアクセスポイントから適切なルートを選択するルーティング技術などが盛り込まれている。さらに、携帯電話と比較して同等以上の音質が実現されているという。 商用サービスでは、WiMAXやWiFiのほか、電力線通信も利用。PDAやPCなどの携帯端末をクライアントとして採用する。