日本ビクターは27日、家庭用ハイビジョンビデオカメラの2つの記録方式に対応した「HDV入力端子」と、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナーを搭載したHDD&DVDレコーダー「DR-HD400」および「DR-HD250」をそれぞれ2月上旬から発売すると発表した。搭載HDD容量は、DR-HD400が400Gバイト、DR-HD250が250Gバイト。価格はオープンで、実売予想価格はHD400が17万円前後、HD250が15万円前後。 両製品とも、地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ両放送に対応した「電子番組表(EPG)」により、画面に表示される番組表から選ぶだけで簡単に予約録画でき、地上・BSデジタル放送の高精細なフルハイビジョン映像や5.1chサラウンド音声を、そのままのクオリティでHDDに録画できる。 また、家庭用ハイビジョンビデオカメラの2つの記録方式(720pと1,080i)に対応した「HDV入力端子」を装備するため、ビデオカメラからもハイビジョン画質を損なうことなく映像を取り込める。 さらに、HDDに記録済みのハイビジョン映像を、i.LINK(MPEG-2 TS)接続により、そのままのクオリティで既発売のD-VHSデッキへ簡単にダビングあるいは移動(ムーブ)したり、CPRM対応のDVD-RWやDVD-Rディスクに、DVD画質でダビング・移動したりすることができる。 そのほか、ケーブル1本でハイビジョン信号(映像・音声)をフルデジタル接続できるHDMI出力端子なども搭載する。