東芝は、AVノートPC「Qosmio」シリーズの新製品として、ノートPC初となる地上デジタルTVチューナーと、17型フルHD液晶(1,920×1,200ドット)を搭載した「G30/596LS」ほか、2モデルを2月下旬に発売する。また、15.4型WXGA液晶搭載のスタンダードノート「dynabook VS」1モデルと、12.1型XGA液晶搭載の薄型モバイルノート「dynabook SS SX」2モデルを1月下旬に発売。価格はいずれもオープンで、実売予想価格はG30の上位モデルが38万円前後、中位モデルが34万円前後、下位モデルが30万円前後の見込み。
Qosmio G30シリーズの上位モデル「G30/596LS」は、Core Duo T2500(2.00GHz)と17型WUXGA液晶(1,920×1,200ドット)を装備。中位モデル「G30/595LS」と下位モデル「G30/593LS」は、CPUにCore Duo T2300(1.66GHz)を採用し、液晶パネル解像度がWXGA+(1,440×900ドット)となる。メモリは、上・中位モデルが1Gバイト(PC2-4200)、下位モデルが512Mバイト(PC2-4200)。HDDは、上・中位モデルが240Gバイト(120Gバイト×2)、下位モデルは200Gバイト(100Gバイト×2)。
G30シリーズの3モデルすべてに、自社開発の地上デジタルTVチューナーと地上アナログTVチューナー(MPEG2リアルタイムハードウェアエンコーダー)、片面2層DVD±R対応のDVDスーパーマルチドライブを備える。いずれもIntel 945PMチップセットを採用し、グラフィックスチップは、米NVIDIAの「GeForce Go 7600」(128Mバイト)。通信機能は、インテル製のIEEE802.11a/b/g準拠無線LAN、Gigabit Ethernet、モデムを搭載。これにより、3モデルとも、Centrino Duoモバイルテクノロジのロゴを取得している。