米マイクロン・テクノロジーと米インテルコーポレーションは、家電機器やリムーバブル・ストレージ(着脱式記憶装置)、携帯通信端末などに利用されるNAND型フラッシュメモリを製造する新会社「IMフラッシュ・テクノロジーズ」を設立することで合意したと発表した。出資比率はマイクロンが51%、インテルが49%。 新会社は、マイクロンとインテル両社のプロセス技術のノウハウを活用し、72nm(ナノ・メートル)や50nmのプロセス技術へと迅速に転換する方針だという。新会社の初期生産は、2006年初めに予定されている。 また同時に、インテルとマイクロンの各社は、アップル社と、NAND型フラッシュメモリの供給に関して長期契約をそれぞれ締結し、IMフラッシュ・テクノロジーズが製造するNAND型フラッシュメモリの相当量を供給するという。この合意の一環として、アップルは、インテルとマイクロンの両社に前払いで2億5,000万ドルずつ支払う予定。