IRIコミュニケーションズ(IRI-Com)は、情報セキュリティ企業3社と提携し、ネットワークの構築、運用、監視を一括して請け負う総合セキュリティサービス「SEC110(セック・ワン・テン)」を10月25日から開始する。 今回、IRI-Comが提携したいのは、エス・アイ・ディ・シー(SIDC)、三井物産セキュアディレクション(MBSD)、セキュアヴェイルの3社。 これまでの企業内ネットワークは、設計から運用に渡る行程を複数のベンダーに依頼しているケースが多かった。そのため、問題が発生した際には、各ベンダー間でのやり取りが必要になり、非常に手間がかかっていた。 SEC110では、・IRI-Com iDCの24時間運用、顧客窓口、ネットワークの構築、運用、監視・SIDC 攻撃の手口を熟知しているため、これを生かしたコンサルティング・MBSD ファイアウォールや侵入検知システムの監視と情報の解析・セキュアヴェイル ファイアウォールや侵入検知システムの構築や管理、ログの解析をそれぞれ担当。窓口をIRI-Comに一本化することで、これを解消する。 これら4社では、初年度は3億円、3年目は10億円の売り上げをめざすとしている。