富士通は、コンバーチブル型タブレットPC「FMV-LIFEBOOK」の新機種として、B5サイズの「FMV-T8210」とA5サイズの「FMV-P8210」を11月中旬に発売する。 また、従来製品の後継機となるピュアタブレット型PC「FMV-STYLISTIC TB12/B」「FMV-STYLISTIC TB12/S」「FMV-STYLISTIC TB12/R」の3機種も10月下旬に発売する。 FMV-P8210は、Windows XP Tablet PC Edition 2005を搭載したタブレットPCとして世界で初めて感圧式タッチパネルを搭載し、キーボードを装備するコンバーチブル型でありながら、軽さ約990gを実現している。感圧式タッチパネルを採用したことで、専用ペンだけでなく指などによるタッチ操作も可能となっている。 FMV-T8210、FMV-P8210ともに指紋センサーおよびセキュリティチップを標準装備している。さらに「FMV-T8210」では、80万通りを超える認証番号の組み合わせ設定が可能な「セキュリティボタン」や、複数のセキュリティ情報をカード内に格納する「スマートカード」なども利用できる。 FMV-T8210が24万3,000円、FMV-P8210が24万円で、共に11月中旬から販売が開始される。 コンバーチブル型2製品の主な仕様は次のとおり。● FMV-LIFEBOOK FMV-T8210・CPU:Pentium M 740(1.73GHz)・液晶:12.1型XGA液晶(1,024×768ドット)・入力機能:電磁誘導方式・メモリ: 256MB(PC-4200 DDR2、最大2GB)・HDD:40GB・DVD-ROM&CD-R/RWドライブ・通信:IEEE802.11a/g無線LAN、1000/100/10BASE-T・セキュリティ: 指紋センサー、セキュリティチップ、セキュリティボタン、スマートカードなど・PCカードスロット:TYPE1/2×1スロット(CardBus対応)・メモリカードスロット:メモリスティック/SDカード対応×1・主な同梱品:ACアダプター、液晶保護フィルムなど・バッテリー駆動時間:約4.6時間(標準バッテリー)、約7.7時間(標準バッテリー+増設バッテリー使用時)・重さ:約1.95kg(ウェイトセーバ搭載時)、約2.15kg(DVD&CD-R/RWユニット使用時)● FMV-LIFEBOOK FMV-P8210・CPU:超低電圧版Pentium M 753(1.20GHz )・液晶:8.9型ワイドSVGA液晶(1,024×600ドット)・入力機能:感圧式・メモリ:256MB(PC-3200 DDR2、最大1GB)・HDD:30GB・通信:IEEE802.11a/g無線LAN、100/10BASE-T・セキュリティ:指紋センサー、セキュリティチップなど・CFカードスロット:TYPE II×1・メモリカードスロット:SDカード対応×1・主な同梱品:ACアダプターなど・バッテリー駆動時間:約4.0時間(標準バッテリー)・重さ:約990g(標準バッテリー時)