日本ビクターは29日、DVDレコーダー「快録LUPIN(カイロクルパン)」シリーズの新製品として、VHS&HDD&DVDレコーダー「DR-MX50」「同MX10」とHDD&DVDレコーダー「DR-MH300」の計3モデルを発表した。価格はいずれもオープン。 DR-MX50は、400GバイトHDD&VHS&DVDレコーダー搭載の3in1モデルで、地上波アナログチューナー×2とアナログBSチューナーを装備する。発売時期は8月上旬で、実売予想価格は13万円前後。 DR-MX10は、250GバイトHDD&VHS&DVDレコーダー搭載の3in1モデルで、地上波アナログチューナー×2を装備する。S-VHSの高解像度約400本を保ったままダビングできるのも特徴だ。発売時期は8月中旬で、実売予想価格は10万円前後。 DR-MH300は、HDMI入出力端子搭載の250GバイトHDD&DVDレコーダー。発売時期は8月上旬で、実売予想価格は9万円前後。 全モデルに、リモコンボタン1つで操作ガイドを画面に表示できる「お助けガイド」機能を装備。DVD-R/RW/RAMの書き込みに対応したDVDマルチドライブを採用し、CPRMや、DVD-R/RWディスクへのVRモード記録にも対応している。また、DVDに録画した番組情報をHDDに自動記録しており、どのディスクに何を記録したかが、ディスクを挿入しなくてもサムネイル画像で検索できる(最大600枚、2400タイトル分)。 電源を入れておくだけで、受信チャンネル番組を最大3時間までHDDに自動録画することも可能だ。HDD再生時には、録画した番組の見たいシーンを360倍速で探せるジェットサーチ機能が用意されている。 さらに、DR-MX50/MX10では、VHSテープに録画した番組をDVDディスク1枚にぴったり録画できる画質モードを自動選択し、ダビングする「VHSぴったりダビング」機能を搭載している。 3モデルともに、映像DACは10ビット/54MHz、音声DACは24ビット/192kHz。インターフェースは、D1/D2映像出力、Sビデオ出力、光デジタル出力、Sビデオ入力×2、DV入力などを装備する。