NTTドコモ、KDDI、ツーカーセルラー東京、ボーダフォンは共同で、「事業者共同中継装置」を開発した。これは地下や建物の中など、携帯電話の電波が届きにくいエリアに電波を中継する装置で、1台で4社に対応できるのが特徴だ。 最近、電波免許を取得していない携帯電話の中継装置が設置されるというケースが多い。しかし、ほかの携帯電話への電波妨害を起こす可能性が高い。今回、開発された中継器は、このような電波障害を起こさずに、電波が届きにくい地下やビル内でも携帯電話が使えるようにするというものだ。 なお、NTTドコモのムーバ、KDDIのCDMA 1X/CDMA 1X WIN、ツーカーセルラー東京のツーカー携帯電話、ボーダフォンの第2世携帯電話に対応している。