日本初、愛犬家のためのソーシャルネットワークサービス「BEAT-kun」がサービスを開始した。愛犬の食生活や体調などをケアする健康管理機能がウリ。またブログは会員以外にも公開できる一方、トイザらス製品の割引券が配布されるなどの特典もある。 ソーシャルネットワークサービス(SNS)は今後、ジャンル別に細分化していくとの見方もあり、「愛犬の輪」がどこまで広がるか注目だ。 同サービスはオンラインショッピングの国内大手、トイザらス・ドット・コム ジャパンと、ECシステム構築・運用のプログレスインタラクティブ、SNSの企画開発を行うBEAT COMMUNICATIONの3社がアライアンスを締結し、スタートしたものだ。 当座の会員数は1,020名。コミュニティや足跡機能などSNSとしての機能全般に加え、ペット用品の販売など愛犬に特化した機能がセールスポイントになっている。 Beat Communicationの村井社長は、「オフ会なども主催し、ペットとの旅行などさまざまなテーマを取り入れたい。今後、流行すると見られるテーマ型SNSの新しいビジネスモデルを提案する」としている。 愛犬をめぐるマナーやしつけは、経験者に相談するに限る。ふだん散歩させている公園での飼い主同士の「世間話」を、ネット上でそっくり再現できればメリットは多い。そのためには今後、会員数の増加とそれに伴うコミュニケーションの活発化がカギになりそうだ。