マイクロソフトは、AMD64プロセッサとIntel Extended Memory 64 Technology(Intel EM64T)搭載プロセッサの64bit拡張テクノロジ(x64)に対応したOS「Windows XP Professional x64 Edition」日本語版を、6月1日からボリュームライセンスで提供開始する。
また、パートナー企業38社から、Windows XP Professional x64 Edition搭載PCやワークステーション、および対応ソフトウェアが順次提供される。
同時に、現在AMD64またはIntel EM64Tに対応したデスクトップコンピュータ上でWindows XP Professional(32bit)を使用しているユーザーに対し、協賛PC/ワークステーションメーカーがWindows XP Professional x64 Editionのライセンスと交換する「Technology Advancement Program (テクノロジ アドバンスメント プログラム)」が開始される。
ボリュームライセンスは6月1日より、既存のWindows XP ProfessionalのDisk Kitにメディアを追加する形での提供となる。
そのほか、PCやワークステーションへのプレインストール、システムビルダーや販売店を通じての提供、MSDNおよびTech Netを通じての提供が順次開始される。提供価格はWindows XP Professional(32bit)と同等。ただしパッケージの販売は行われない。
Technology Advancement Programの協賛メーカーは現在、デル、日本アイ・ビー・エム、日本ヒューレット・パッカードの3社。協賛メーカー各社のWebから申し込むと、6月上旬から順次、Windows XP Professional x64 EditionリカバリCDが提供される。費用、対象機種などの詳細については、協賛メーカー各社からWebなどを通じて告知される。
《小笠原陽介》