日本テレコムと日本テレコム・アイディーシー(日本テレコムIDC)は、7月1日付で合併すると発表した。日本テレコムIDCは、電話、データ、IP系サービスを扱う事業者。存続会社は、日本テレコムで日本テレコムIDCは解散する。 これにより、日本テレコムは国際通信事業の基盤が強化されるとともに、ソフトバンク・グループ内での経営資源の適切化、経営意志決定の迅速化が図られるとしている。 なお5月1日には、旧日本テレコムIDCの事業のうち、電話、データ系、IP系のサービスは現日本テレコムIDCに、インターネットデータセンタ事業についてはソフトバンクIDCに継承されている形で、会社分割が実施されている。●ソフトバンク・グループにおける通信事業買収/再編の流れ 2004年7月29日:日本テレコム買収 2005年2月17日:ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC買収。社名を「日本テレコムIDCに変更」 2005年5月1日:日本テレコムIDCが会社分割。電話、データIP系は新「日本テレコムIDC」、インターネットデータセンタ事業は「ソフトバンクIDC」に 2005年5月10日:日本テレコムIDCが日本テレコムの100%子会社に 2005年7月1日(予定):日本テレコムと日本テレコムIDCが合併