マイクロソフトは7日、インターネットコミュニケーションサービス「MSNメッセンジャー」の最新版となる「MSNメッセンジャー7.0」の提供を開始した。対応OSは、Windows98以降のWindows。 MSNメッセンジャーは、国内最大のユーザーを持つインスタントメッセージングサービスで、現在国内において477万人が利用しているという。 MSNメッセンジャー 7.0で新たに追加された、おもな特長は以下のとおり。●映像と音声機能の改善 ロジクールが提供する音声と映像の配信をシンクロナイズ(同期化)する技術により実現される「ビデオ会話」の無料提供を開始。●人気機能である「ウインク」の拡充 日本独自で制作された「ウインク」は、「ハロー」「バイバイ」「ありがとう」など日常的によく使われる言葉を、日本人の感性にあったクリエイティブで表現。●MSNサービスとの連携 ベータ版より提供されていたMSNサーチとMSNスペースとの連携に加え、正式版よりMSNミュージックとの連携も追加。表示メッセージに「Windows Media Player」で聴いている音楽を表示でき、クリックするとMSNミュージックへリンクされる。●コンテンツパック 絵文字、ウインク、表示アイコン、背景というメッセンジャーの人気コンテンツをパッケージング。これにより、口コミ効果も大きいメッセンジャーユーザーに広くリーチすることが可能になるという。会話ウインドウに表示されるテキスト広告とあわせることで、更なる訴求効果も期待でき、今後は新しい広告商品としての提供が検討されている。