メルセデスベンツUSAでは、ニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー)で発表した、アップル「iPod」にダウンロードできるカタログ=オーディオブックを、アップル社の音楽配信ネットサービス「iTunes」で販売し始めた。 潜在的なメルセデスバイヤーのために用意された、クルマの性能などを詳しく解説したナレーション本で、希望者は2ドル95セント(約320円)でiTunesからダウンロードし、iPodに取り込んで聞くことができる。 ニューヨークオートショー会場では、興味のあるクルマについてのオーディオブックをその場でダウンロードする、というオートショーでの新しい試みとして注目を集めた。 ちなみに販売されているオーディオブックの対象となるモデルは、●次世代『Mクラス』SUV(今月発売)●メルセデスベンツ初の4ドアクーペ『CLS』(来年1月発売)●第2世代『SLK』ロードスター●『SLRマクラーレン』GTカーの4種類で、「エンジンからトランクまで、すべてをカバーする完璧な内容」だという。 しかし本来ならばPRとして無料配布するような内容を、あえて有料配信するあたりが、メルセデスベンツの自信の現れなのだろうか。ダウンロードはアップルのiTunesで行える。