富士通と日立製作所は25日、プラズマディスプレイパネル事業に関する譲渡契約を正式に締結した。この契約は、両社が2月2日付で締結した基本合意に基づいたもの。 契約の主な内容は、以下のとおり。・富士通が保有するPDPモジュールに関する特許を日立に譲渡する・富士通が保有する富士通日立プラズマディスプレイ(FHP)の株式の30.1%を日立に譲渡し、株式譲渡後の所有比率は、富士通19.9%、日立80.1%となる・FHPは、富士通から日立の連結子会社に移行し、代表者には現日立製作所ユビキタスプラットフォームグループCOOの井本義之氏が就任する