カメラ映像機器工業会(CIPA)は、10月のデジタルカメラ生産出荷実績を公表した。同データによると、10月のデジタルカメラ出荷数は前月比103.4%、前年同月比134.6%、前年同期比144.3%。出荷金額ベースでは、前月比98.4%、前年同月比128.4%、前年同期比130.1%となった。 10月のデジタルカメラ市場全体は、海外輸出が大きく貢献し、好調を維持しているものの、国内出荷数は世帯普及率が上昇したことにより前月比77.6%、前年同月比は93.6%と落ち込んだ。また、国内の出荷金額ベースでは市場価格の下落も影響し、前月比74.0%、前年同月比89.5%とさらに悪化した。 ちなみに、10月の輸出数は前月比107.1%、前年同月比141.1%。輸出金額は、前月比102.5%、前年同月比135.5%だった。