日本レコード協会の会員7社は、不正に楽曲をアップロードしている人物を特定するためISPに対して氏名などを開示するように請求した。ここでは、12人の氏名や住所の開示を8社のISPに請求した。 これら12人は、市販されているCDの楽曲をファイル交換ソフトを利用し無断で公開しており、この行為が各社が保有する著作隣接権(送信可能化権)を侵害している。そのため同協会では、これらの人物を特定するためISPに対して氏名や住所などの開示を求めた。 なお、同協会ではこの請求は「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」(プロバイダー責任制限法)に基づいて行っている。