キヤノンは15日、新潟キヤノテックの発行済み株式のすべてを2005年1月1日に取得し、完全子会社化することが決定した。新潟キヤノテックの株主であるキヤノン販売およびキヤノテックと株式売買契約を締結した。 新潟キヤノテックは、キヤノングループへプリンタソフトを中心に提供している会社。 完全子会社化の目的は、キヤノンの研究開発部門と緊密な連携をとることで、技術レベルと開発効率のより一層の向上を図るためだとしている。 また、完全子会社化後は、新潟キヤノテックの社名を「キヤノンイメージングシステムテクノロジーズ」に変更する。 新潟キヤノテックの会社概要は以下のとおり。会社名:新潟キヤノテック(完全子会社後は、キヤノンイメージングシステムテクノロジーズ)設立年月:1990年1月本社所在地:新潟市事業内容:プリンタのファームウェアおよびソフト、プリンタ周辺機器・各種アプリケーションソフトの研究開発、販売など株主構成:キヤノン販売(67.5%)、キヤノテック(32.5%)。なお、2005年1月1日以降はキヤノン(100%)資本金:1億円売上高:28億円(2003年12月期)従業員数:183名