アドビ システムズは28日、Photoshop CS用デジタルカメラRAWデータ現像ツール「Camera Raw 2.3プラグイン」のダウンロードサービスを同社Webサイトで開始した。 Ver.2.3では、キヤノンの「PowerShot S60」、エプソンの「R-D1」、富士写真フイルムの「FinePix S20 Pro」、ニコンの「COOLPIX5400」の計4機種のデジタルカメラで撮影されたRAWデータに対応できるようになった。これにより、Photoshop CSは、合計65機種のデジタルカメラRAWデータをサポート。 Camera Raw 2.3プラグインは、Photoshop CS登録ユーザーを対象に同社Webサイト(Camera Raw情報ページ)から無償でダウンロード提供される。 さらに、Camera Raw 2.3プラグインでは、同社が同時発表したDigital Negative(DNG)規格に対応している。Photoshop CSとCamera Rawプラグインが対応しているRAWフォーマットを、DNGに変換するためのソフト「DNG Converter 2.3」の無償ダウンロード提供も開始した。 Digital Negativeは、同社がサポートしているだけでなく、サードパーティのソフトおよびハードベンダーも自由に対応できるように公開されている画像フォーマットの仕様。DNG Converterを使用すると、Camera Rawファイルを汎用性のあるDNG RAWファイルに変換できる。
アドビ、「Adobe Photoshop Lightroom 3」を発表 ~ レンズ補正機能などを搭載 2010年6月10日 アドビ システムズ(Adobe Systems)は8日、WindowsとMacinto…