ノーテルネットワークスは、エンタープライズ向け無線LANシステムとして、あらたに無線LANスイッチ「WLAN Security Switch 2270」と、アクセス・ポイント「WLAN Access Port 2230 / 2231」、ソフトウェア製品「WLAN Management System」を発表した。 通常の無線LANでは、それぞれのアクセス・ポイントの設定が必要なところを、新シリーズではWLAN Security Switch 2270で集中管理ができる。また、アクセス・ポイントWLAN Access Port 2230 / 2231を新規にネットワークに接続すると、電波強度の調整やチャンネルの選択が自動的におこなわれる。また、特定のアクセス・ポイントに多数のクライアントが追加されたような場合の負荷分散(ロードバランシング)を自動で行う機能も持つ。 このほか、許可なく設置されたアクセス・ポイント(いわゆるRogue AP)の検出および位置特定(誤差10メートル程度)などが可能となっている。 1台のWLAN Security Switch 2270で、最大36台までのWLAN Access Port 2230 / 2231を接続でき、36台を超えるアクセス・ポイントを使用する場合は、複数の2270をクラスタリングさせることも可能。 出荷開始はいずれも2004年8月中旬。■製品シリーズ概要・無線LANスイッチ「WLAN Security Switch 2270」 予定価格 323万9,000円・802.11a/b/g、PoE対応AP「WLAN Access Port 2230」 予定価格 10万7,000円・802.11b/g、PoE対応AP「WLAN Access Port 2231」 予定価格 8万9,000円・ソフトウェア製品「WLAN Management System」 予定価格 89万9,000円(36AP)/ 144万円(100AP)/ 229万5,000円(250AP)/ 387万円(500AP)/ 612万円(1,000AP)