米RealNetworksは、購入した楽曲をすべての音楽ポータブルデバイスに転送できるDRMトランスレーションシステム「Harmouyテクノロジー」を発表した。 現在は楽曲を購入しても、販売元の指定する特定のジュークボックスでしか再生できなかったり、外出先で聞きたくてもそのほとんどが特定のポータブルデバイスにしか転送できないなど、自由に楽曲を楽しむには高い障害がある。 しかし、Harmouyテクノロジーを利用すれば楽曲をiPodやCreative、Rioなど手持ちのポータブルデバイスに転送し、楽しむことが可能となる。これはHarmouyテクノロジーがAppleのFairPlay DRM、MicrosoftのWindows Media Audio DRM、RealNetworksのHelix DRMを使ったすべてのデバイスをサポートしているからだ。 Harmouyテクノロジーは、今年末頃よりRhapsody subscription serviceをはじめとする同社の音楽製品でサービス開始される予定である。なお、Harmouyテクノロジーを採用したRealPlayer10.5のベータテスト版は、同社サイトからダウンロードできる。